私の古い友人からの修理依頼です。
約20年間車庫で放置、当時は動いていたようですが・・・

ホンダ モトコンポ50cc、
1981~1985年製造、車のトランクルームに積めると言うコンセプトで開発されたようです。
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おいおい、約20年間放置?
自賠責保険から判断すると30年やん 😡
それともう一言、30年間税金納めてたのかよ 😆
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では、キャブレターのOHから、
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あちゃ~て感じ、
フロート内はガソリンの残留物と2ストオイルでゲトゲトです。
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それと、スロージェットがやばい梗塞状態なので、
キャブクリーナーとピンとヒートガンを併用しながら 😈
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次はプラグの点火を確認、
クランキングすると火花は飛びますが、2ストオイルが噴出して来ました。
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長期保管により、キャブレターからシリンダー内に流れ込んでいたようですね。
結構な量だったのでマフラー内もチェック・・・予想通りです。
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一応、点滴方式でエンジン始動は確認出来たのですが、
次の問題は、こいつです。
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ヤフオクをチェックすると、
何点か出てますが、8,000円以下の物は同様に錆びてます。
仕方ないので、
底部のタールは、中性洗剤に小石を入れてシェーク、
希釈したサンポールで約1週間放置後、仕上げは花咲かGで・・・
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タンク取付完了。
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