次の作業はモンキーZ50Aです。
依頼を頂いて2ヶ月以上待って頂くことになりましたが、
これから頑張りますので 😉
依頼はフルレストアです。
殆どのパーツは入手出来ると思いますが、
エキパイとマフラーは厳しいかな?
状態は欠品はないですが、
最高速が30km/hしか出ないとのこと。
ホンダ モンキー Z50A 1970年製
作業はエンジンからです。
キックシャフトからのオイル漏れが激しいのでオイルシールを交換。
キャブレターのOH、
特に問題は無いと思います。
燃料タンクには錆があるので、
点滴をぶら下げてエンジンを始動。
ほぉ~、
エンジンの状態は良いと思います。
異音もなくスムーズに廻ります。
最高速はメーター読みで40Km/hでした。
1速発進時にフロントが浮くのでドライブスプロケットを変更すれば、
45~50Kmは出ると思いますが?
灯火類もテールライトは不点灯ですが他は問題ないです。
タンク内の錆が除去できたので最高速の確認をしておきますか、
ドライブスプロケットを13T→15Tに、(リアスプロケットは34T)
駄目です、3速で元気ない 😉
てぇ言うことで14Tに、
引っ張れば最高速50km/hぐらいかな。
少し遠回りしましたが、
安心してエンジンの化粧直しに移れます。
サンドブラスト後、
腐食が深いので苦労しましたが、
両カバーは磨きで、
シリンダーを塗装するため腰上はバラシます。
少しピストンに傷はありますが問題ないレベルと思います。
ついでなので、
バルブ/ピストンのカーボン除去と、
ステムシールだけは交換して起きました。
シリンダーは耐熱塗装を施し、
エンジン完了です。
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