エンジン関係の交換パーツは純正品を注文しました。
古いのでどこまで出るかわかりませんが、
廃盤品については入手状況に応じて考えることにします。

では、続いて電気系の確認をします。
バッテリーを充電してキーをON、
何も点灯しません?
かろうじてウインカーリレーがビビビっと鳴ってるぐらいです 😥

2度手間になるのも面倒なので、
キーシリンダーの導通確認とハンドルスイッチの分解清掃から、
細かなスプリングが入っているので慎重に 😉
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その後の状況ですが、
ウインカー      →リレーの故障と-アース接地不良
ホーン        →故障
ニュートラルランプ  →球切れ
ストップランプ    →-アース接地不良
一応、バッテリーから供給される保安部品はOKとなりました。
ヘッドライト/テールライトについては、エンジンが動いたら確認します。
(動くのかな?)

ほんで、後回しにしてたクラッチですが、
オイル固着ではなく、錆による固着でした。
ホットガンで熱を加えて慎重に・・・
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現行車なら間違いなく交換ですが、おそらく入手困難と思うので、
クラッチプレートはワイヤーブラシで錆を落とし、花咲かG(タンククリーナー)に浸漬、
フリクションプレートは洗剤洗浄しました。
摩耗も少ないので使用可能と思いますが、耐久性は・・・??? 🙄
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注文していた交換パーツが届いたの組立に移ります。
ピストンリング以外は入手出来ました。
(ガスケットはヤフオクで安いリプロ品を購入)
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問題のオイルシールはこんな感じです。
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次はクランクシャフトをセット。
え~、シャフトの油汚れを拭き取ると、
オイルシールのリップ接触部に腐食による凹みが 😥
一次圧縮漏れの原因はオイルシールの劣化と思ってましたが、
こちらが主原因でしたか!
見落としてました 😆
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考えた結果、
オイルシールをクランクベアリングに接触するギリギリまで打ち込んで、
シャフト凹み部分がオイルシールのリップ間となるようにして回避 😆
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後、気になるのがシリンダー傷、
誤魔化し程度ですが、簡易の工具で軽くホーニング。
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縦傷のバリぐらいは除去出来たと思います 🙂
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入手出来なかったピストンリングは、
あまり程度は良くないですが、私の保管品を使用することに。
(合口隙間は0.5mmぐらいです)
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それと気になるのがダイナモカバーの割れ、
私の判断で、エポキシ樹脂で接着して塗装します。
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組み上がったエンジンはこんな感じです。
サンドブラストは少し営業させて頂きました 😛
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フレームに取り付けて、祈る思いでエンジンスタート。
大丈夫です。一応高回転域までスムーズに回ってくれます。
ヘッドライトも点灯してるし 😛
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本来なら、試走してエンジンの詳細確認をするのですが、
お客様より、スポークとタイヤ交換の追加作業を頂いたので、
全て完成してからにしますか 😉