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四国カルスト、標高1400m天空の道に行って来ました。
カルスト高原は天候も良く絶景でしたが、
目的地までの道幅が狭く、大型バイク初心者の方には危険かも💦
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でぇ、次の仕事はVespa125 ET3のレストアです。
この手のバイク、私も触ったことがないので勉強しながらの作業となりますが、
2スト単気筒なので何とかなると思います。(知らけど?)

Vespa125 ET3 1976年製? 走行21000Km
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エンジン状態をお聞きしたのですが忘れてしまいました 😆
何らかの問題があるとのことでしたが・・・?
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コンプレッションは10k/m2、
CDI点火なのでキャブレターのOHで何とかなるかな?
キャブレターはデロルト製、
ニードルジェットもなく至ってシンプル?
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ようわからんが、
エンジンに取り付けて始動確認。
スムーズにエンジンは始動しましたが高回転が回りません 😥
CDIでコンプレッションも問題ないので触れるのはキャブレターだけです。
メインジェットを#75→#80に変更。
高回転まで回ってるかな? エンジンからも明確な異音は無さそうです。

ではエンジンの化粧直しを、
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その前に、
クランクのオイルシールとクラッチ板の交換パーツを預かっていたので、
それだけは交換しておきましょう。

あちゃ最悪!
左側のオイルシールはクランク内側からの交換です:cry:
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仕方ない( ノД`)シクシク…
エンジン全バラです。
腰上をバラシて・・・ピストンに深い傷がありますね 😐
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ピストンリングも欠損してます。
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腰下は、
無事左側オイルシールが交換出来ました。
(右側オイルシールとドライブシャフトのオイルシールも交換済み)
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次はフリクションプレートを交換。
使用限度の厚みは知りませんが、新品は2.8mm使用品は2.5mmでした。
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交換完了。
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ブラストして化粧直しも出来ました。
ここまでしてもエンジンはリアフェンダーに隠れ見えないのが残念:cry:
(ピストンリングはお客様の方で調達頂けそうなので腰上は仮組です)
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一旦エンジンは保留としてフレーム廻りを、
特にハンドル付近の分解は面倒でした。
元通りに組立出来るか少し不安 🙁
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ではフロントから、
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リム塗装を行い、
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フロントフォークは再塗装してタイヤを取り付け完成。
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