お客さんに誘われて数年ぶりにコース走行をしてきました。
50年前の車両でライダーも老体なので、
現行車両の現役ライダー達には太刀打ち出来ませんでした。 😥
では本題へ、
私のトライアンフ900（走行距離1.6万ｋm）ですが、
アイドリング時ヘッド付近から少しカチカチと異音が出ているような？
面倒ですがシム調整を行うことにしました。
サービスマニュアルがないので試行錯誤しながら・・・
まずは燃料ホースが外れません。💦
結果、茶色のロックをスライドさせて中央部を上下で強く摘まむと外れました。
ヘッドカバーを外し圧縮上死点を出します。
プラグを抜いてシフトを６速に入れ後輪を手で回し、
カムギアの合わせマークを合わせます。
この時、
中央のカムギアにTOPの表示とプラグ穴にドライバーを入れて、
ピストンが上死点にあることを確認。
間違ってないか少し不安でしたが・・・
これで2番ピストンが圧縮上死点となるようです。
（360°クランクなので、ここから360°クランクを動かすと1番ピストンが圧縮上死点のはず？）
シックネスゲージでクリアランスを確認します。
測定結果は、
インテーク側（基準値0.15～0.20ｍｍ）
1．0.24mm 2. 0.21ｍｍ 3. 0.21ｍｍ 4. 0.21ｍｍ
エグゾースト側（基準値0.25～0.3ｍｍ）
1. 0.31mm 2. 0.32ｍｍ 3. 0.32mm 4. 0.31ｍｍ
僅かですが基準値より外れてるのでシムを交換します。
カムシャフトを外し、
現状のシム厚を測定。
3ヵ所は入れ替えで対応できますが、
5ヵ所は新たなシムを購入しないと・・・
イギリスからの輸入なので入手に1.5ヵ月待ちました。 😉
新たなシムに入れ替えました。
全てクリアランスは基準値内となったので組立ててエンジンを始動。
カチカチ音は少し小さくなったように思いますが？？？
何か納得できません。
ちなみに同じバーチカルツインのカワサキW800のクリアランスは、
インテーク 0.08～0.13ｍｍ
エグゾースト 0.14～0.19ｍｍ
なので、もう少し攻めても良かったかも、 😯
仕方ない、ちょっと様子をみるか・・・
