約6年前エンジンが不調となり乗らなくなったとのこと。
レストアをお願いされましたが、
パーツ入手も厳しいのでエンジンの動作確認をして、
問題なければレストアさせて頂くことで了承頂きました。
スズキ RG250ガンマ 1984年製? 走行距離4万km
その他不具合箇所
・マフラーフランジ部排気漏れ
・クラッチ固着
・ブレーキ固着
・ウインカー不点灯
・その他etc
一番気になるのが走行距離です。
2ストで4万kmは厳しいかな、 😥
ではプラグスパークから・・・大丈夫です。
コンプレッションも10kg/c㎥近くあります。 🙂
キャブレターのOHで動きそうですね?
キャブレターを外しました。
まあ6年放置してたらこんなもんでしょう。 😐
キャブレターOH後、
フロートバルブからの燃料漏れを確認。
キャブレター取り付け完了。
マフラーはガスケットを交換。
2ストオイルも古いので新しいオイルに入れ替えました。
入れ替えたことによるオイルポンプのエアー抜きです。
ブレーキOH,
では、では、エンジン始動、
アイドリングから中速域まではよいのですが、
高回転域が廻りません。
メインジェットが合ってないか、クランクのオイルシール抜け???
と思ったのですが、
このバイク、キャブレターのメインジェットに繋がるエアジェットが外部出しで、
その先はソレノイドバルブに繋がってます。
これがソレノイドバルブで、
バッテリーを直結すると電磁弁は作動しますが、
エンジンを始動しても作動しません。
となると、
エンジンの回転数をひらってソレノイドバルブを作動させる
コントロールユニットの故障ですね?
コントロールユニットはメーカー廃盤です・・・💦
私の推測ですが、
ソレノイドバルブの役割は中速~高速回転での、
急激な加速(パワーバンド)を抑えているものと思われるので、
必要ないものと考えます。
ソレノイドバルブをキャンセルすれば大丈夫かな?
てっことで、
お客様に了承を頂いたので、
タイヤ/バッテリー/チェーンを交換して作業終了です。